三者三様 2019.6.4
前書き
今現在、私が行った単独ライブは4つ。テイクミーアウト、ハナコ4、瀬戸内海のカロカロ貝、baby。三者三様の出演組はハナコ、かが屋、空気階段。行くしかないよね。
巷では君の席の再来だなんて騒がれていますが、将来的に自慢できるライブであったことは間違いないです。本当にチャンピオン3組になる日もそう遠くない、はず。
OP
三組の関係性は?ハナコと空気階段はでかぷっしゅ(新作を下ろす闇ライブbyもぐら)で。でかぷっしゅはかが屋で言う速いビーム。加賀さんは秋山さん、かたまりさんが同じ岡山出身なのでシンパシーを感じてた。
草月ホールが満員!本当にこの三組を見に来たのか疑う菊田さん。
かが屋のお二人は昨年のバカリズムさんの単独でお手伝いをしていたそう。両袖にいたコンビが1年後そんな舞台に立っている。すごいことだ。
ネタ前半
ネタは各組2本ずつ。間にトークゾーンあり。
空気階段「合コン前」
もぐらさんの強キャラネタ。空気階段らしいな!が凝縮されていると思う。加賀さんが貸した服がお気に入りの服として使われているそう。歯は上下2本がベスト。
かが屋「市役所」
単独でやっていたものよりも少し短いバージョン。最後の方に素敵が追加されていた。りっぴのかわいらしい笑顔がまた見れてとっても嬉しい……!
ハナコ「帰省」
普段から親戚のおじさんと子ども感あるよね、岡部さんと秋山さん。菊田さんは他人が一番うまい。どんなことも他人事にしてしまう能力があると思うので。
トークゾーン「あの設定もらえるなら欲しい!」
ほかの人がやっているネタで設定が欲しい!と思うものを1人3つずつ挙げる。
かたまり
①爆チュー問題シリーズ
爆チューがやりたくてこの世界に入った。継ぎたい。秋山「そうするともぐら君が汚すぎない?」
②ごっつええ感じ「お見舞い(世界一)」
大学生のときこれを見て、くだらない大学生活よりもお笑いの方がずっとおもしろい!と思って学校をやめた。「もっと幸せな人生を送れたはずなんですよ!!」
③かもめんたる「敬虔な経験」
単独のラストコント。構成がかっこいい!何回も見たら芸人を辞めたくなると思うから1回しか見てない。(今回の空気階段の単独の構成、こちらをちゃんと見ていないから説得力に欠けるけどかなり「イイじゃんイイじゃん!」でしたよ)
もぐら
①シソンヌ「服屋」
目線のコント
②ごっつええ感じ「学校ツアーズ」
あの家族がどれだけ1日遊園地を楽しんだとしても、最後に残るのはこのよく分からないアトラクションの記憶なんだろうと思うとちょっとかわいそう。
③さらば青春の光「予備校」、しずる「突入」
どちらも本来はオチになるはずの場面から始まるのがすごい。
ここまで、とても真面目にコントについて語るもぐらさんに驚く一同。かたまりさんも「こういう話をしたことがない。僕も知らなかった…!」とびっくりしていた。
賀屋
①バナナマン「朝礼」
明確なボケツッコミがないのにすごく面白い。笑いの金メダルのときから知っていたので、それで自分のセンスを誇示してた。
加賀さんはそうやくんは絶対入れる…!と思ったのであえて外したそう。
②さらば青春の光「工場」
加賀「さらばさんはよくあんな最悪な状況見つけますよね」設定は都会的でオシャレなのにセリフが関西弁なのが面白い。太刀打ちできない。
③HITOSI MATUNOTO VISUALBUM「古賀」
古賀(板尾さん)が平然とした顔で立っているだけで笑ってしまう。「普通の顔でいるだけで笑える」=芸人としてのアガリ状態
加賀
①ピース「ハンサム男爵」
大好き。「ピースさんが好きすぎて煙草もピース」突如始まるかが屋の即興ハンサム男爵。二人とも流れ全部入ってる…感動
②ロングコートダディ「旅人」
話が下手な人シリーズ(バナナマン「a scary story」など)が好き。どれにするか迷ったけど、旅しかしてない人だから話が下手なのはしょうがないと納得できるのでこれに。かが屋の即興旅人。
③天竺鼠「結婚」
飛車と角が結婚式で踊るネタ(言葉じゃ伝えられないので何かしらで見てください…)。なんであんなん思いつくの!?即興で踊るかが屋
賀屋さんが話に入ってきて全部2人で完全再現してた。打ち合わせもせずにバチッ!と合うから、日頃からこれ面白いよね!って話してるんだろうなぁ……
岡部
①メンバー「俺の顔を見ろ」
ハマりすぎて、最初の「出囃子が〜」の所など細かい面白ポイントに気づいた。潮さん(右で指を指す方)をやりたい。菊田さんは岡部さんのやるメンバーがツボらしく、ずっと爆笑してた。
②ロバート「プロフェッショナル」
③ロバート「カラオケ大会」
ロバートになりたい。秋山に「なんだぁ〜???」とか「無理ぃ〜!!!」を言って欲しい。
ハナコとロバートのネタの親和性めちゃくちゃ高いと思うし、岡部さんが好きなのもめちゃくちゃ分かる。
秋山
①ジャルジャル「おばはん」
あれだけで面白くなってるのはすごい。言いたいことを賀屋さんに盗られて拗ねる秋山さん。
②モンスターエンジン「ミスターメモリック」
③コロコロチキチキペッパーズ「妖精」
岡部に妖精をやって欲しい。でも岡部さんは西野さんがやりたい。メンバーの時もそうだけどなんで坊主2人になりたがるの!?
菊田
②ラバーガール「コールセンター」
③空気階段「電車」
お笑いで博打したくないからYouTubeではサンドウィッチマンとラバーガールしか見ない。かが屋と空気階段は面白いって聞くけど若手で冒険したくない!と思ってた。でも、かが屋は収録で一緒になったときに見たら面白かった!空気階段もオンバトで見て面白かった!(なお、菊田さんの隣の席はかが屋)
ここまでみんなが熱く語ってきた中、菊田さんの感想はレベル1。
ネタ後半
空気階段「天才犯罪者」
すごく好き。単独の「14歳」というネタが好きなのですが、これもその系統です。1発目の字面のバカバカしさで最高になっちゃった。にしても、かたまりさんのあのイントネーションは何由来なんだろうか。
かが屋「親友」
単独でやったネタの中で加賀さんが1番気に入っているネタだそう(ソース元:コント村)。私も特に好きなネタの1つです。2階席から見ていたので、クスクス笑っちゃう会場全体が 愛おしくなってしまった。
ハナコ「最終面接」
岡部さんが以前よりも大きくなられたからこそのあの貫禄と説得力!ゆっくり歩いて登場してきただけでも笑っちゃうもんな。
後書き
7人がバーッと登場したとき、なぜか分からないけど少し涙ぐんでしまった。そして終わった後の満ち足りた気持ち、「すごいものを見てしまったぞ…!」という感覚は感動的ですらあった。
まさに三者三様、それぞれ全然違うコントだけどみなさん終始コント愛に溢れていて、やっぱり好きな人達が好きなことをやっている姿を見れるのが1番幸せだなとしみじみした。
「1年に1回くらいのペースでやりたい!」と仰っていたので、その言葉を信じて心待ちにしようぞ。